ごあいさつ
神奈川県都市整備技術センターは、平成元年の設立以来、30年余りにわたり、公共工事の設計積算・現場技術業務の受託をはじめ、公共土木工事積算システムの提供、建設発生土受入地の整備運営などを通じて、県内自治体等による都市基盤の整備と維持管理の推進を、サポートしてまいりました。
道路施設の定期点検の義務化に伴い、平成26年度から、複数の市町村をグルーピングした地域一括発注により、点検業務を的確かつ効率的に実施しているほか、点検結果等のデータ保存はもとより、修繕計画の立案機能も備えた「道路施設維持管理共同システム」を運営するなど、近年は、市町村への支援を強化しています。
また、研修・講習事業については、災害査定の実践的な演習や、i-Constructionに関する新技術の研修など、ニーズに応じた充実を図ってきたところです。
今後も、まちづくりを支援する公益財団法人としての使命を、しっかり果たしていくため、新型コロナウイルス感染症に配慮した業務体制の構築など、業務を取り巻く諸課題に適切に対応しつつ、質の高いサービスの提供に努めてまいりますので、引き続き、皆様方のご指導、ご支援をお願い申し上げます。